cPAとは 環状ホスファチジン酸 (cPA)とは ・ユニークな環状リン酸構造を持つリン脂質 ・真性粘菌(Physarum polycephalum)の培養液から分離精製・構造決定された ・高等生物やヒト血清中にも低濃度(0.1μM程度)存在する生理活性物質 ・様々な病態の原因となるリゾホスファチジン酸(LPA)に似た構造を持ち、LPA産生・酵素であるオートタキシン(ATX)を阻害する ・様々な活性を示す(神経保護、抗炎症、鎮痛、がん転移抑制など) 出展: 後藤 真里,室伏 きみ子 生化学 第90巻第6号(2018) 総説